言語とフレームワークのガイド

Dockerfile作成ガイド:基本手順とサンプル

1min

Dockerは、アプリケーションをコンテナにパッケージ化して実行することを可能にする技術です。Back4AppコンテナはDocker技術に基づいており、Dockerコンテナを使用してアプリケーションを隔離して実行します。これにより、パフォーマンスの向上、セキュリティの強化、デプロイとスケーリングの簡素化など、いくつかの利点が提供されます。

Dockerfileは、Dockerイメージを構築するための指示を含むスクリプトです。任意のアプリケーションのDockerfileを作成するには、以下の基本的な手順に従う必要があります:

  1. ベースイメージを選択する (FROM): 最初のステップは、Dockerfileのベースイメージを選択することです。ベースイメージには、オペレーティングシステムとアプリケーションに必要なランタイム依存関係が含まれている必要があります。Docker Hubの公式イメージを使用するか、信頼できるソースからイメージを選択できます。
  2. 作業ディレクトリを設定する (WORKDIR): 次に、アプリケーションファイルが配置されるコンテナ内の作業ディレクトリを設定する必要があります。WORKDIR命令を使用して作業ディレクトリを設定できます。
  3. アプリケーションファイルをコピーする (COPY): さて、作業ディレクトリにアプリケーションファイルをコピーする必要があります。COPY命令を使用してファイルをコピーできます。
  4. 依存関係をインストールする (RUN): アプリケーションに依存関係がある場合、それらをコンテナ内にインストールする必要があります。適切なパッケージマネージャー(例: apt-get, yum, pip, など)を使用して依存関係をインストールできます。
  5. エントリーポイントを定義する (CMD): 最後のステップは、コンテナのエントリーポイントを定義することです。これは、コンテナが起動したときに実行されるコマンドです。エントリーポイントはアプリケーションを起動する必要があります。

ここに一般的なアプリケーションのためのDockerfileの簡単な例があります:

NodeJS
Flask
ReactJS
Django
PHP
Elixir
Laravel
Go
Rust


Dockerfileを作成したら、それをプロジェクトのルートまたは任意のフォルダーに貼り付ける必要があります(App SettingsのRootパラメーターで指定してください)そして、アプリケーションを作成または再デプロイします。Back4appはこのファイルに基づいてDockerイメージを作成し、このイメージを使用してコンテナを作成します。これにより、Back4appコンテナ内でアプリケーションを実行できます。